こんにちは、ワブルトです。
今回ご紹介する本は神岡真司さん監修の『3秒で人を見抜く・操る スゴすぎる!心理術』です。
皆さんは人付き合いをする上で相手の考えが分からない、相手に好意を持ってもらいたいがどうすればいいのだろうなどと悩んだことはありませんか?
誰しも友人や恋人と口喧嘩したり、職場で上司や同僚と意見が合わず気まずくなったりした経験が多かれ少なかれあるかと思います。
「心理術」を学べば、相手の言動からその人の心理状態を理解し、相手をさりげなく操ったり嫌な状況になるのを回避したり、また相手に好印象を抱かせたり自分の感情のコントロールができるようになります。
日本人には内向的な人が多いですが、「心理術」は人見知りや口下手な人が使えるようになるととても心強い味方になってくれます。
本書には複数の心理術を紹介してくれているので、数多くの人の悩みの解決に役立つはずです。
あなたもメンドくさい人付き合いを解消し、人と最良の関係を築いていきましょう。
それでは内容の紹介していきます。
著者:神岡真司
先に神岡真司さんについてです。
神岡さんはビジネス心理研究家、日本心理パワー研究所主宰。最新の心理学理論をベースにした法人対象のモチベーションセミナー、コミュニケーショントレーニング、人事開発コンサルティングなどで活躍中です。
本書以外にも『眠れなくなるほど面白い図解ヤバい心理学』『10秒で相手を見抜く&操る心理術サクッとノート』『売れすぎて中毒になる営業の心理学』『モテすぎて中毒になる男女の心理学』など20作以上あり、恋愛に特化したものや仕事に特化したものがあるので気になる方は調べてみたはいかがでしょうか?
スゴすぎる心理術
ここでは本書に書かれている心理術を紹介していきます。
相手の本音を見抜く心理術
初めは相手の考えていることを見抜く方法です、
相手の嘘を見破るには会話の時に相手の視線がどの方向を向いているかで判断することができます。
個人差はありますが正面から見た時に視線が左上を見ていれば「嘘」を右上を見ていれば「本当」のことを言おうとしています。
これはアイ・アクセシング・キューと呼ばれています。
会話の中で髪や体を触るのは不安や緊張のサインです。
自己親密行動と呼ばれ人は不安など感じると安心感を求めて髪や体を触ってしまうそうです。
また、よく似ているのですが会話中に相手が耳を触るのは不安や緊張を感じている場合もしくは「退屈」を感じている場合に見られるそうなので話題を変えた方がいいそうです。
貧乏揺すりは種類があります。
かかとを上下に動かしている場合はただの貧乏揺すりで緊張やイライラを落ち着かせるストレス回避行動で、足先で床をトントンしている場合はこれ以上自分の中に入ってこないで欲しいというサインなので注意が必要です。
基本的に人は何かを感じると目や手足などに何らかの行動が現れます。
相手をさりげなく操る心理術
プレゼンなどで相手を説得したい場合は具体的な数字を示すと成功確率が上がります。
具体的な数字には相手の理解を促すので何かの交渉ごとの際は必要不可欠です。
商談などでこちら側の要求を通したい時は過大な要求から提示すると小さな要求が通りやすくなります。
これは「ドア・イン・ザ・フェイス・テクニック」と呼ばれ、要求を断った罪悪感につけ込むテクニックです。
誰かにお願い事をするときは小さなことをお願いした後に新たに要求することで立て続けのお願いを受け入れがちになる「一貫性の原理」を利用すると成功しやすくなります。
一貫性の原理とは自分の行動を一貫させようとする心理のことで、一つ目にイエスと言った後すぐはノーと言い辛くなるそうです。
困った人を攻略する心理術
「ミラーリング」を利用し関係をよくする。
ミラーリングとは相手の行動や仕草を真似して、相手を受け入れていることを無意識に伝えるテクニックで相手が親しみを持ってくれやすくなります。
汚い言葉を使う相手にはオウム返しで自分の言葉に気付かせる。
また、怒り出した人にはそれを指摘することで感情のコントロールが効くようになります。
口で言うのが難しい場合は「顔に何かついていますよ?」などと言い鏡を見せるのも有効ですよ。
もしどうしても嫌いな相手とは、心が折れる前に距離を置くのも大事です。
無理に対処して心に負担をかけすぎて「うつ病」になったり逆上して破滅的な行動をする恐れがあるからです。
好感度をアップさせる心理術
人は視覚情報(55%)聴覚情報(38%)言語情報(7%)の順番で影響を受けるとされています。
これを「メラビアンの法則」と言います。
なので初対面の人には言葉でいくら取り繕うより身だしなみを整え、話し方に気をつけると好印象を持ってもらいやすくなります。
気になる異性には恐怖のドキドキを恋愛のドキドキと勘違いさせる「吊り橋効果」を使ってみると距離を縮めやすくなります。
男性を褒めるときは「強さや成果」、女性を褒める時は「コツコツ頑張る姿」を意識すると相手を喜ばすことができます。
おわりに
ここまで読んでくださりありがとうございます。
本書にはまだまだ数多くの心理術が紹介されています。
改めて言いますが、心理術を学ぶと人と良好な関係を築け、嫌な事を我慢し自分に嘘をつくことがなくなります。
皆さんも心理術を学び人生を思い通りに過ごしてみませんか?
それでは皆様に良い本との出会いがありますように。
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