【完結作品】作者:島袋光年『トリコ』料理人と美食屋によるグルメバトルマンガ

マンガ

こんにちは、ワブルトです。

今回ご紹介するマンガは島袋光年先生の『トリコ』です。

アニメも放送されているのでご存じの方も多くいると思いますが、知っている方も知らなかった方も1度目を通していただけたらと思います。

『トリコ』は週刊少年ジャンプにて2008年25号〜2016年51号までの約8年間連載されていました。

単行本は全43巻出ており、2011年にはアニメ化され2013年には映画化もされた大人気作品で間違いなく当時のジャンプの看板作品の1つでした。

全43巻と少し長く感じる人もいるかもしれませんが、読みだすとテンポ良く話しが進むので全然苦にならずに読めます。

少年漫画の王道作品になっているので、未読の方はこの機会に是非読んでみてください。

それでは本の内容を紹介していきたいと思います。

作者:島袋光年

初めに作者の島袋先生について少し触れて行きます。

島袋光年(しまぶくろ・みつとし)さんは「しまぶー」の愛称で呼ばれています。

『トリコ』以外にも『世紀末リーダー伝たけし!』、『RING』、『BUILD KING』などの作品を作られた有名漫画家の一人です。

同時期にデビューした尾田栄一郎先生の『ONE PICE』と『トリコ』でマンガやアニメでもコラボされていました。

作品あらすじ

世はグルメ時代!IGO直属ホテルの料理長・小松は、局長から「ガララワニ」捕獲の命を受ける!!

任務に抜擢されたのは、カリスマ美食屋“トリコ”!!

二人は最高の食材を求め、命を懸けた旅に出発するが…!!

引用:『トリコ』第1巻概要より

物語の始まりは主人公であるトリコと料理人の小松との出会いから始まります。

依頼主の小松と旅をしながら、トリコは小松のことを認めコンビを組むようになります。

そしてトリコの夢である「人生のフルコース」を完成させるために二人は奮起し、そのうちの1つである究極の食材「GOD」の入手を目指します。

フルコースとはオードブル(前菜)、スープ、魚料理、肉料理、主菜(メイン)、サラダ、デザート、ドリンクの8種類のことでその中身を見るとその人の実力が判断できるとされています。

ちなみにトリコのフルコースの1つ目は1巻で決まるのですが8つ目は最終巻の43巻で完成されるので気になる方は最後まで読み進めてください。

初めは猛獣だったり捕獲や調理法が困難な食材との話しがメインで進むのですが、世の中の食材を独占することを企む「美食會」という敵グループが現れ、人対人のバトルシーンが増えると一気にバトルマンガらしくなります。

全部を書き出すと長くなりすぎるので端折りますが、僕個人的にはグルメカジノの戦いは相手の「ライブベアラー」が面白いので好きです。

かっこいい訳ではないのですが、イカれ具合が面白いですよ笑

物語の終盤にはグルメ界での話しになりそこに登場する「八王」との戦いは迫力たっぷりです。

ストーリー全体を通して数多く出てくる自分よりも強大で強力な力を持つ敵との戦闘シーンと小松の料理人としての成長シーンは本作の魅力満載なので是非ご覧ください。

おすすめポイント

おすすめポイント1

なんと言っても主人公のトリコがかっこいいです。

少年漫画の主人公て感じで、真っ直ぐで熱い性格です。

あと行動力も半端ないです。

「思い立ったが吉日」ならその日以降はすべて凶日

夢(ビジョン)があるのならすぐに行動するべしだ

引用:『トリコ』第1巻より

めちゃくちゃ良いセリフだと思いませんか?

他にも

この世の中にまず「失敗」なんてねんだよ

誰よりも“勝ち方”を知ってる奴は誰よりも“失敗”を経験した奴だ

つまり「失敗」とは=「成功」とも言える…そうだろ?

引用:『トリコ』第23巻より

マンガを読んでいるはずなのに自己啓発本を読んでいるのかと思わされます笑

もちろんまだまだ名言や名シーンがsるのですがそれぞれのご自身で読んで確認してみてください。

おすすめポイント2

物語の要所要所で出てくるギャグ要素です。

笑いのセンスは人によると思うのでこれは僕の意見ですが、少年漫画らしい笑いどころがたくさんありシリアス展開とのギャップで作品がより面白くなっていると思います。

島袋先生を調べるとすぐにギャグ漫画という単語が出てくるくらい、なので笑いのシーンも一見の価値ありです。

また、登場する生物の名前を読者アンケートで募集した名前をつけているやつが多数出てきますが、そのチョイスもクスッとさせらるものが多いです。

おわりに

ここまで読んでくださりありがとうございます。

まだまだ紹介したいストーリーやキャラがたくさんいるのですが、何せ43巻あるので書き出すと何かの契約書の説明かってくらいに長くなりそうなので、少し物足りないですがここらへんでやめておきます。

まぁ、僕がとやかく言わなくてもとても良い作品なのは間違い無いです。

既に読んだことある人もまだの人も読んでください。

そしてご飯の前に手を合わせて食材に感謝してから食べましょう笑

それでは皆様に良い本との出会いがありますように。

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