【完結作品】鈴木央『七つの大罪』王女と七人の大罪人との冒険物語

マンガ

こんにちは、ワブルトです。

今回ご紹介させていただくのは鈴木央先生の『七つの大罪』です。

ご存じの方が多いかと思いますが、振り返りがてらに少し覗いていってください。

『七つの大罪』は週刊少年マガジンにて2012年45号〜2020年17号までの約8年間連載されていました。

単行本は全41巻発売されており他にも外伝や小説、アニメ化、映画化と様々な形で世に出ています。

そして今は正統続編の『黙示録の四騎士』が週刊少年マガジンにて連載されています。

こちらの作品はまた別の機会に紹介したいと思います。

読んだことないけど名前だけは聞いたことある人も全く存在を知らないと言う人も是非1度読んでください。

また、既に読破済みの方でまだ続編を読んでいない方も『七つの大罪』をもう一度読んでから『黙示録の四騎士』を読んでみてはいかがかと思います。

それでは内容を紹介して行きます。

作者:鈴木央

まず、鈴木央先生について少し触れて行きます。

既知の方も多いかと思いますが、鈴木央(すずき・なかば)先生のデビュー作は週刊少年ジャンプで連載されていました。

その後も週刊少年サンデーや週刊少年チャンピオンなどでも連載されており、4つの週刊少年誌にて連載経験を持つ数少ない作家としても有名です。

なので『七つの大罪』以外にも『ライジングインパクト』、『ブリザードアクセル』、『金剛番長』、『ちぐはぐラバーズ』など多数の作品を世に出しています。

その中でも『七つの大罪』が一番有名かと思います。

僕も全て読んでいる訳ではないのですが他作品も面白いので興味ある方は是非読んでみましょう。

作品あらすじ

かつて王国転覆をはかったとされる伝説の逆賊・<七つの大罪>。

今もなお執拗に、そのお尋ね者を追うは、王国の要・一騎当千の聖騎士たち。

しかし、切なる想いを胸に秘め、<七つの大罪>を捜す一人の少女が現れた時、世界の様相を一変させるとびきりの冒険が始まった!

痛快無比のヒロイック・ファンタジー、開幕!!

引用:『七つの大罪』第1巻概要より

1巻の始まりは本作の主人公である「メリオダス」が店主を勤める<豚の帽子>亭にブリタニア王国の王女「エリザべス」が七つの大罪を探す旅の途中で現れるところから始まります。

エリザベスが七つの大罪を捜す理由は聖騎士によるクーデターで国を支配され、国民を使って戦さを起こそうとする聖騎士たちを止めるためでした。

それを伝えているときに聖騎士であるツイーゴが現れます。

ツイーゴは容赦無く二人を攻撃しますが、メリオダスのより撃退されます。

最初は手配書の写真と違いすぎて気づきませんでしたが、エリザベスはそこでメリオダスの正体を知ります。

そして二人は王国を救うために他の6人の大罪人を捜す旅が始まります。

第14巻くらいまでは王国を救うのがメインの話しで、そこから新たな敵の登場やメリオダスとエリザベスの関係性などの伏線回収があったりするので物語がまた一段と盛り上がります。

個人的には物語の終盤の戦闘シーンになるんですが、七つの大罪の一人「エスカノール」の話しの件は胸熱でおすすめです。

おすすめポイント

おすすめポイント1

本作では一人一人に特有の魔力が使える設定になっています。

それにより迫力のあるバトルシーンが満載です。

例えばメリオダスの魔力である「全反撃(フルカウンター)」は自分に向けられた攻撃的魔力を倍以上にしてはね返すといった能力です。

魔力の戦いがメインの本作ではある意味最強に感じる能力ですが、自分からは魔力での攻撃はできないという弱点もあります。

他の七つの大罪もそれぞれ強い魔力を持っていますが、もちろんそれだけで勝てる相手ばかりではないのでどのバトルも魅力的なシーンが多いです。

その中でもメリオダスたちが協力して戦うところは一見どころか三見の価値くらいあるのでおすすめです。

おすすめポイント2

バトル展開だけではなくて恋愛要素も本作の魅力です。

少しネタバレになるかもしれないの注意してください。

恋愛とはいえ少し特殊で主人公のメリオダスとヒロインのエリザベスには悲惨な過去があり、今までに何度も出会いと別れを繰り返しています。

といっても、エリザベスは魂が輪廻転生しているので基本的には記憶がありません。

これは大昔にかけられた呪いのせいなのですが、果たして二人はその呪いを打ち破り幸せになることができるのか?

また、二人以外にも恋愛要素がたくさんあり作中には人間以外の種族も多数出てくるのですが、人間同士だけではなく種族間を超えた恋愛描写もあります。

それぞれに簡単にはいかない恋愛模様はほっこりハラハラ展開が多いので目が離せません。

おわりに

ここまで読んでくださりありがとうございます。

本作の魅力をまだまだお伝えできていないですが、後はご自身でご覧になってください。

41巻と巻数は多いですが、買って後悔することは絶対にありません。

マンガアプリでも読めるのでそちらで購入すれば出かけ先の隙間時間などにも読めるので検討してみてください。

それでは皆様に良い本との出会いがありますように。

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